南城市大里大城の綱引き 2025

2025年7月20日（旧暦6月26日）、南城市大里大城のアミシ（雨乞いの行事）の綱引きを見学。
大城の旗頭は素晴らしいことで有名ですが、今年は台風の影響で風が強くて大変そうでした。
綱引きの1回目は東の勝利、2回目は雨の為に中止になったのは残念。
今年からミルク（弥勒）も登場するようになって、見所が増えました。

午後6時半過ぎ、東のアシナーで旗頭が行われていました。
2018年の大城区豊年祭（シタク大綱曳）以来だったので、アシナーの場所を忘れてましたが、銅鑼や鉦の音ですぐに分かりました。



東の旗頭は、燈籠（トゥールー）は孔雀で、旗字は「気晴」です。



午後7時頃、綱引き会場の大城集落センターへ出発。



銅鑼、太鼓、旗頭、綱の順で道ジュネーします。





大城集落センター前の坂まで来ました。





西の道ジュネーも、大城集落センター前に到着しました。
東の旗頭は、燈籠（トゥールー）は軍配で、旗字は「振威」です。





大城集落センター前の広場で、東西の道ジュネーがグルグル回ります。
銅鑼、鉦、太鼓、口笛の音の洪水です。



風が強いので、旗頭が進むのが大変そうですね。





綱を担いだ人達は、口笛を吹いています。



綱を放り上げます。



東西の綱寄せが始まりました。





東西の綱が、カヌチ棒で繋がりました。



大城の綱引きでは、綱を上下に大きく揺らしながら引きます。





１回目の綱引きは、東の勝利。
東の人達は、綱を放り上げて喜びます。



勝った東の人達は、綱を掲げて会場を廻りました。



今年から、ミルク（弥勒）行列も加わりました
ワカアリティと言うそうです。
風車を持ったチビッ子達が可愛いですね。







子供綱引きの綱入りです。



子供綱引きの綱寄せ。
子供とはいえ、結構本格的ですね。



子供の頃から綱引きに接しているから、大人になっても綱引きに参加するようになるんでしょうね。





東西の旗頭のガーエーが始まりました。















※今回の綱引き会場には、東西に１本づつ旗頭（東の燈籠は水菖蒲、西の燈籠は菊）が設置されていました。
今回は旗頭2本のガーエーでしたが、2016年と2018年には4本のガーエーが行われて大迫力でした。

雨が降ってきたので、2回目の綱引きは中止になってしまいました。
大城の綱引きでは、翌年も同じ綱を使うので、綱を雨で濡らしてはいけないそうです。





今回も、大城の綱引きを楽しめて大満足でした。
綱引きの関係者の皆さんに感謝です。


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