沖縄市の泡瀬大綱引 2023
2023年11月19日、沖縄市の泡瀬大綱引が、5年ぶりに開催されました。
今回の会場は、泡瀬漁港内特設会場(泡瀬パヤオ交流広場)でした。
綱引き前のガーエー(棒、太鼓燈籠、支度)は必見です。
泡瀬では戦前、明治39年から毎年旧暦6月25日(カシチー)に、大綱引きを行っていました。
戦後は、1967年9月10日に、泡瀬内海埋立工事竣工と小渡三郎の琉球政府行政副主席就任の合同祝賀会で泡瀬大綱引が復活しました。
小渡三郎(朝鮮京城府の生まれ、本籍は美里村泡瀬)で、沖縄の日本復帰後には衆議院議員にもなりました。
以降、1998年、2003年、2013年、2018年に開催しています。
泡瀬大綱引では、東方(アガリン渠)と西方(イリン渠)に分かれて競います。
午前8時半過ぎ、神御願を見学するために前之御嶽に向かっていると、泡瀬ビジュルから太鼓燈籠(一番)が出発する所でした。
※旗頭の上に太鼓燈籠(テークドゥールー)があるので、太鼓燈籠と呼ばれています。
太鼓燈籠の道ジュネーに加わって、一緒に前之御嶽へ。
午前9時頃、前之御嶽での御願が始まりました。
まずは、参加者の記念撮影。
三役による神御願。
一番の太鼓燈籠の奉納演舞が始まりました。
東方の燈籠は八卦、絵柄は馬(閉口)。
西方の燈籠は大菊、旗字は観天喜地。
當山敏さん(剛柔流心治館)による空手の奉納演舞。
御願の後は、泡瀬パヤオ交流広場まで、太鼓燈籠の道ジュネー。
昔綱引きを行っていた場所で、太鼓燈籠の演舞。
泡瀬パヤオ交流広場から泡瀬公民館横の泡瀬復興期成会に移動。
午前10時、大綱の道ジュネーが始まりました。
青のマンサージが東方、赤は西方です。
大綱が泡瀬パヤオ交流広場に到着すると、二番の太鼓燈籠の道ジュネーへ。
東方の燈籠は八卦、絵柄は馬(開口)。
西方の燈籠は菖蒲、旗字は五穀豊穣。
三番の太鼓燈籠の道ジュネーは見学しないで、一旦休憩へ。
午後3時半、大綱引の午後のプログラムが開始。
自分は午後4時半頃に、会場に戻りました。
沖縄市泡瀬出身のオリンピック金メダリスト・喜友名諒さんの空手演武。
同級生が多く来場していたようでした。
演舞の後は、喜友名諒さんのインタビューと撮影会。
今後は、空手の指導で地域に貢献されるそうです。
琉球國祭り太鼓の演舞。
国内外に多くの支部がある有名なエイサー団体で、1982年に沖縄市泡瀬を中心とした若者達によって結成されたそうです。
午後6時、大綱引前の棒のガーインチェー(ガーエー)が始まりました。
高校生(沖縄県立美里工業高等学校と沖縄県立北中城高等学校)なので、勢いがあって元気ですね。
まずは、お互いに威嚇し合います。
グルグル廻りながら、全力疾走。
サーサーサーの掛け声を上げながらのガーエー。
高校の体育祭みたいで、盛り上がりますね。
続いて、太鼓燈籠(一番)の演舞。
最初は、片方づつ披露しますが、待っている方は腕組みをして見守ります。
夜空に光る燈籠が、良い雰囲気でした。
東西の太鼓燈籠のガーエー(ガーインチェー)。
綱寄で、カヌチ棒で東西の綱を繋ぎます。
かなり時間がかかりました。
棒のガーエー(ガーインチェー)の2回目。
東西の太鼓燈籠のガーエーの2回目。
綱引き前の支度の登場。
西方は、組踊「姉妹敵討」に登場する亀松・乙鶴。
東方は、敵役の謝名の大主と共2名。
支度のガーエー(ガーインチェー)。
子供綱引きの後、メインの大綱引。
綱の上で、旗を振りながら応援するのが格好良いですね。
東方が青、西方が赤です。
開始後6分の激闘で。東方が勝利しました。
勝利の舞が、本当に嬉しそうですね。
今回の泡瀬大綱引は、約2万人が集まって大成功でした。
地図をGoogleマップで表示
今回の会場は、泡瀬漁港内特設会場(泡瀬パヤオ交流広場)でした。
綱引き前のガーエー(棒、太鼓燈籠、支度)は必見です。
泡瀬では戦前、明治39年から毎年旧暦6月25日(カシチー)に、大綱引きを行っていました。
戦後は、1967年9月10日に、泡瀬内海埋立工事竣工と小渡三郎の琉球政府行政副主席就任の合同祝賀会で泡瀬大綱引が復活しました。
小渡三郎(朝鮮京城府の生まれ、本籍は美里村泡瀬)で、沖縄の日本復帰後には衆議院議員にもなりました。
以降、1998年、2003年、2013年、2018年に開催しています。
泡瀬大綱引では、東方(アガリン渠)と西方(イリン渠)に分かれて競います。
午前8時半過ぎ、神御願を見学するために前之御嶽に向かっていると、泡瀬ビジュルから太鼓燈籠(一番)が出発する所でした。
※旗頭の上に太鼓燈籠(テークドゥールー)があるので、太鼓燈籠と呼ばれています。
太鼓燈籠の道ジュネーに加わって、一緒に前之御嶽へ。
午前9時頃、前之御嶽での御願が始まりました。
まずは、参加者の記念撮影。
三役による神御願。
一番の太鼓燈籠の奉納演舞が始まりました。
東方の燈籠は八卦、絵柄は馬(閉口)。
西方の燈籠は大菊、旗字は観天喜地。
當山敏さん(剛柔流心治館)による空手の奉納演舞。
御願の後は、泡瀬パヤオ交流広場まで、太鼓燈籠の道ジュネー。
昔綱引きを行っていた場所で、太鼓燈籠の演舞。
泡瀬パヤオ交流広場から泡瀬公民館横の泡瀬復興期成会に移動。
午前10時、大綱の道ジュネーが始まりました。
青のマンサージが東方、赤は西方です。
大綱が泡瀬パヤオ交流広場に到着すると、二番の太鼓燈籠の道ジュネーへ。
東方の燈籠は八卦、絵柄は馬(開口)。
西方の燈籠は菖蒲、旗字は五穀豊穣。
三番の太鼓燈籠の道ジュネーは見学しないで、一旦休憩へ。
午後3時半、大綱引の午後のプログラムが開始。
自分は午後4時半頃に、会場に戻りました。
沖縄市泡瀬出身のオリンピック金メダリスト・喜友名諒さんの空手演武。
同級生が多く来場していたようでした。
演舞の後は、喜友名諒さんのインタビューと撮影会。
今後は、空手の指導で地域に貢献されるそうです。
琉球國祭り太鼓の演舞。
国内外に多くの支部がある有名なエイサー団体で、1982年に沖縄市泡瀬を中心とした若者達によって結成されたそうです。
午後6時、大綱引前の棒のガーインチェー(ガーエー)が始まりました。
高校生(沖縄県立美里工業高等学校と沖縄県立北中城高等学校)なので、勢いがあって元気ですね。
まずは、お互いに威嚇し合います。
グルグル廻りながら、全力疾走。
サーサーサーの掛け声を上げながらのガーエー。
高校の体育祭みたいで、盛り上がりますね。
続いて、太鼓燈籠(一番)の演舞。
最初は、片方づつ披露しますが、待っている方は腕組みをして見守ります。
夜空に光る燈籠が、良い雰囲気でした。
東西の太鼓燈籠のガーエー(ガーインチェー)。
綱寄で、カヌチ棒で東西の綱を繋ぎます。
かなり時間がかかりました。
棒のガーエー(ガーインチェー)の2回目。
東西の太鼓燈籠のガーエーの2回目。
綱引き前の支度の登場。
西方は、組踊「姉妹敵討」に登場する亀松・乙鶴。
東方は、敵役の謝名の大主と共2名。
支度のガーエー(ガーインチェー)。
子供綱引きの後、メインの大綱引。
綱の上で、旗を振りながら応援するのが格好良いですね。
東方が青、西方が赤です。
開始後6分の激闘で。東方が勝利しました。
勝利の舞が、本当に嬉しそうですね。
今回の泡瀬大綱引は、約2万人が集まって大成功でした。
地図をGoogleマップで表示
← 前の記事:南城市大里大城の組踊「大城大軍」
次の記事:竹富島の種子取祭(奉納芸能1日目、玻座間村) →