グヌン・レイセル国立公園(Taman Nasional Gunung Luser)近郊では、2種類のラフレシアを見る事が出来ます。
Rafflesia arnoldii(花の直径は1メートルまで、世界最大の花)とR. micropylora(花の直径は60cmまで)。
せっかくなので、ラフレシアの花のツアーをGreen Hill Guesthouseで相談しました。
その結果、オラウータンの研究プロジェクトに3年間参加していたガイドの人に連れて行ってもらう事に決定。
参加者は自分1人だけだったので、Rp600,000(国立公園へのpermission込み)。

朝8時半にゲストハウスを出発して、まず国立公園のビジターセンターでpermissionを取得。
自分とガイド1名、アシスタント1名の合計三人です。
Bukit Lawanの近くの、Bukit Kencurにバイクで向かいました。
2人乗りで行ったんだけど、ノーヘルで超怖かった。
凄い悪路の区間が多く、直径20センチ位の石がゴロゴロしていて、アチコチにクレバス状のギャップが点在。
しかも急斜面の上り下りが多いので、何回も降りて歩いた方が良いと思ったけど、ノープロブレムと言って爆走していきました。汗

Bukit LawangからBukit Kencurへ

Bukit Kencurから獣道に侵入。
川沿いを歩いたり、ジャングルの中を鉈で障害物を切りながら進んだりで大変。
しかも、ヒルの大群にも襲われました。大汗
ジャングルの中なのに、イキナリ怒声が聞こえて来たのでビックリしたら、営林署?の人でした。
ガイドの人と友人らしく、暫く話し合った後、一緒に行く事に。

Bukit Kencur近郊

Bukit Kencur近郊

Bukit Kencur近郊

2カ所ラフレシアのスポットを見に行ったけど、宿主になる植物が枯れていたりして不発。
落ち込んでいると、 営林署?の人が、友人がラフレシアの場所を知っているので連れて来てくれる事になって一安心。
結局、ゲストは自分1人なのに、5名グループの大所帯に。
待ち時間に、昼飯。
新しく来た人も営林署?の人で、案内する途中で、違法にしかけられた罠を取り除いていました。
さらに3カ所のラフレシアのスポットを訪れましたが全滅。涙
とりあえず、蕾と腐った花の写真をアップします。
花は見られなかったけど、満足しました。
ってか、疲れました。ww

ラフレシアの蕾

腐ったラフレシア

番外編:
グヌン・レイセル国立公園で見られる有名な花として、Bunga bangkaiの一種でショクダイオオコンニャク(Titan Arum)と呼ばれるAmorphophallus titanumがあります。
世界一、背の高い花です。
もちろんA. titanumは見られなかったけど、小さいBunga bangkaiの仲間が、Green Hill Guesthouseの敷地内で咲いていました。

ブンガバンカイの仲間(Amorphophallus sp.)

追加:
2014年1月、開花したラフレシアを見ることに成功!!

開花したラフレシア@スマトラ島

ラフレシア(Rafflesia arnoldii)@スマトラ島、インドネシア:南の島旅

2014年1月、開花したショクダイオオコンニャクを見ることに成功!!

開花したショクダイオオコンニャク@スマトラ島

ショクダイオオコンニャク(Amorphophallus titanum)の開花@スマトラ島、インドネシア:南の島旅