2025年5月16-18日、波上宮の「なんみん祭」が開催されました。
「なんみん」は波上宮(琉球八社の一つ)のことで、地元では波上宮を「なんみんさん」と呼んでいます。
最終日のおみこし行列、4町(泉崎、久米、辻、若狭・松山)の旗頭ガーエー、琉球舞踊の奉納を紹介します。
獅子舞や稚児神楽など盛沢山でした。

おみこし行列@令和7年 なんみん祭

行列の出発は午前10時からなので、少し早めの午前9時半頃に波上宮に到着。
法被を着た参加者が本殿前に集合していました。

おみこし行列の出発前@令和7年 なんみん祭

本殿内のお神輿。

本殿内のお神輿@令和7年 なんみん祭

宮司達が入ってきました。

発輦祭@令和7年 なんみん祭

発輦祭@令和7年 なんみん祭

発輦祭の邪魔にならないように、鳥居前に移動。
ちょうど、旗頭の演舞が行われていました。
若狭・松山の旗頭(旗字:四君子)。

若狭・松山の旗頭@令和7年 なんみん祭

泉崎の旗頭(旗字:泉潤四方)。

泉崎の旗頭@令和7年 なんみん祭

辻の旗頭(旗字:和楽)。

辻の旗頭@令和7年 なんみん祭

久米の旗頭(旗字:仙苑)。

久米の旗頭@令和7年 なんみん祭

おみこし行列の出発を待つ人達。

おみこし行列の出発を待つ人達@令和7年 なんみん祭

お祓いをする宮司を先頭に、おみこし行列が進みます。

おみこし行列@令和7年 なんみん祭

おみこし行列@令和7年 なんみん祭

続いて、猿田彦(下の写真で右側の天狗)が行列を先導します。

猿田彦@令和7年 なんみん祭

雅楽(鳳笙、篳篥、龍笛)は、神社のお祭り感が出ますね。

おみこし行列@令和7年 なんみん祭

おみこし行列@令和7年 なんみん祭

本命のお神輿。

お神輿@令和7年 なんみん祭

波之上の獅子舞は、元気が良いです。

獅子舞@令和7年 なんみん祭

獅子舞@令和7年 なんみん祭

波之上の獅子舞は、神獅子以外にも7頭の子供獅子がいました!

獅子舞@令和7年 なんみん祭

子供を襲う獅子舞。笑

子供を襲う獅子舞@令和7年 なんみん祭

子供を襲う獅子舞@令和7年 なんみん祭

パレット久茂地で、お旅所祭。

お旅所祭@令和7年 なんみん祭

稚児神楽。

稚児神楽@令和7年 なんみん祭

稚児神楽@令和7年 なんみん祭

波之上の獅子舞の演舞。

波之上の獅子舞@令和7年 なんみん祭

波之上の獅子舞@令和7年 なんみん祭

他にも、空手、首里汀良町の獅子舞などが行われました。
国際通りに移動して、4町(久米、辻、泉崎、若狭・松山)の旗頭ガーエーを見学。

旗頭ガーエー@令和7年 なんみん祭

旗頭ガーエー@令和7年 なんみん祭


ガーエー後の記念撮影。

旗頭ガーエー@令和7年 なんみん祭

旗頭を見ている間に、おみこし行列がパレット久茂地を出発してしまいました。汗
急いで追いかけて、行列と一緒に波上宮へ。
本殿前のお神輿の様子です。

本殿前のお神輿@令和7年 なんみん祭

無事に本殿に入りました。

本殿前に入るお神輿@令和7年 なんみん祭

琉球舞踊の奉納までは、昼食を食べながら休憩。
午後3時半ごろ、路次楽(首里王府阿波連路次楽御座楽保存会)の一行が本殿に登場。

路次楽@令和7年 なんみん祭

神前舞台で、御座楽の奉納。

御座楽@令和7年 なんみん祭

続いて、琉球舞踊の奉納。
各流派の家元や会主の人達が立方として踊る貴重な機会です。
地謡も、琉球古典安冨祖流音楽研究朝一会の生演奏!
まずは、古典老人踊「かぎやで風」。
立方は、阿波連京子さん(阿波連本流啓扇会)、屋比久節子さん(阿波連本流啓扇紅節の会)。

琉球舞踊「かぎやで風」@令和7年 なんみん祭

古典女踊「稲まづん」。
立方は、宮城節子さん(玉城流翔節会)。

琉球舞踊「稲まづん」@令和7年 なんみん祭


雑踊「鳩間節」。
立方は、島袋秀乃さん(島袋本流紫の会)。

@令和7年 なんみん祭


琉球舞踊「秋の踊り」。
立方は、二代目 親泊興照さん(親泊本流親扇会)。

琉球舞踊「秋の踊り」@令和7年 なんみん祭

雑踊「加那よー」。
立方は、玉城秀子さん(玉城流玉扇会玉城盛義琉舞道場)。

琉球舞踊「加那よー」@令和7年 なんみん祭


古典女踊「瓦屋」。
立方は、二代目 宮城能造さん(宮城流)。

琉球舞踊「瓦屋」@令和7年 なんみん祭

古典女踊「天川」。
立方は、山内小夜さん(貞扇本流貞扇会)。
中指の房指輪(鎖指輪)が格好良いですね。

琉球舞踊「天川」@令和7年 なんみん祭


最後は、琉球古典安冨祖流音楽研究朝一会による独唱「仲風節」でした。
今年も琉球芸能を満喫出来て、関係者の皆さんに感謝です。

おみこし行列・旗頭ガーエー・琉球舞踊の奉納@令和7年 なんみん祭の地図
地図をGoogleマップで表示