2023年8月20日、与那原町の大綱引きを見学。
4年ぶりの制限無しの開催で楽しめました。
メインの綱引きの他に、メーモーイ(前舞い)、旗頭のガーエー、道ジュネーもお勧めです。

道ジュネー@与那原大綱曳

与那原大綱曳は、440年余りの歴史を持つと云われています。
本来は旧暦6月26日のアミシ綱ですが、多くの人が参加できるように旧暦6月26日以降の日曜日に開催されています。
現在でも、旧暦6月26日には「アミシの御願」と大綱引きを延期する「日延べの御願」が行われています。

午後2時半頃、綱が置かれている中央通りに到着。
既に多くの人が集まっていました。
与那原大綱曳は東西に別れて綱引きをしますが、下の写真は東の綱です。

東の綱@与那原大綱曳

暫くすると、東の拝所(阿知利世主)での御願が始まりました。

阿知利世主@与那原大綱曳

西では、親川広場にある親川拝所で御願。

親川拝所@与那原大綱曳

東のメーモーイ(前舞い)が、阿知利世主の傍で始まりました。
銅鑼や法螺貝、チヂン太鼓の音に惹かれて、ドンドン人が集まって来ます。

東のメーモーイ(前舞い)@与那原大綱曳

なんとか、旗頭の前に到着。

東のメーモーイ(前舞い)@与那原大綱曳

東のメーモーイ(前舞い)@与那原大綱曳

下の動画で、雰囲気が分かるかな。


旗頭の演舞も始まりました。

東の旗頭@与那原大綱曳

東の旗頭@与那原大綱曳

一方、西でも親川広場(親川拝所)の傍で、旗頭の演舞

西の旗頭@与那原大綱曳

西の旗頭@与那原大綱曳

西のメーモーイも始まりました。
※東のメーモーイや旗頭も続いています。

西のメーモーイ(前舞い)@与那原大綱曳

西のメーモーイ(前舞い)@与那原大綱曳

最初はユッタリしていますが、後半はテンポアップして、チムドンドンしました。


午後4時前になると、シタク(支度、今年のテーマ:東は琉球国王とモーイ親方、西は聞得大君と島津公)を先頭に、えびす通りから国道331号線へ移動。

シタク@与那原大綱曳

大綱を繋ぐカナチ棒(カヌチ棒)。

カナチ棒@与那原大綱曳

旗頭の演舞が始まりました。

東の旗頭@与那原大綱曳

メーモーイや棒も参加して、一気に盛り上がります。

西の旗頭@与那原大綱曳

西の旗頭@与那原大綱曳

午後4時半頃、綱引き会場までの道ジュネーが出発。
今回は、西に付いて行きました。
先導する旗頭に続いて、メーモーイと金鼓隊(キンコタイ、チンクタイ)。

西の道ジュネー@与那原大綱曳

綱の上には、西のシタクが乗っています。

西の道ジュネー@与那原大綱曳

西の道ジュネー@与那原大綱曳

綱引き会場の御殿山青少年広場の前で待っていると、東の道ジュネーがやって来ました。

東の道ジュネー@与那原大綱曳

東の道ジュネー@与那原大綱曳

会場内は、大混雑です。

与那原大綱曳

なんとか綱の前に到着。

与那原大綱曳

綱を繋ぐカナチ棒(カヌチ棒)が登場。

カナチ棒@与那原大綱曳

カナチ棒が入りました。

カナチ棒@与那原大綱曳

カナチ棒が入った瞬間、綱の上にシタクが乗ったまま、綱引きが開始。
シタクの人達は、落下していました。汗
2回戦行われますが、1回戦目に勝った方がその年の勝者となります。
今年の勝者は、東でした。

与那原大綱曳

綱引き後は、旗頭の演舞。

東の旗頭@与那原大綱曳

西の旗頭@与那原大綱曳

棒も加わりました。

西の旗頭@与那原大綱曳

旗頭のガーエー。
東西の旗頭の先のチヂンドゥールーを擦り合わせて戦います。
旗頭は壊れてしまうので、毎年作り直すそうです。

旗頭のガーエー@与那原大綱曳

旗頭のガーエー@与那原大綱曳

旗頭のガーエー@与那原大綱曳


与那原大綱曳は、沖縄の三大綱引きの一つだけあって最高でした。
コロナで中断していた祭りや行事が、だんだんと復活してきて嬉しいですね。

第41回 与那原大綱曳まつりの地図
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