2023年8月13日、宜野湾市の宜野湾区大綱引きを見学しました。
道ジュネーと綱寄せが見所。
綱を担ぎ上げた状態で、カヌチ棒を入れるので大迫力でした。

綱寄せ@宜野湾区大綱引き

字宜野湾では、旧暦6月15日のウマチーの日に、綱引きを宜野湾馬場で行っていました。
字宜野湾の綱引きは、宜野湾村で最大の行事と云われていましたが、1941年を最後に断絶。
しかし、2007年7月29日に66年ぶりに「宜野湾区大綱引き」として復活しました。
5年毎の開催で、本来は去年のはずですが、コロナの影響の為か、今年の開催となったようです。
これまでの会場は沖縄国際大学の野球場でしたが、今年は大学の施設の関係で「いこいの市民パーク」に変更されました。

午後6時半、道ジュネーが始まりました。
まずは、後村渠の旗頭から。

道ジュネー@宜野湾区大綱引き

ちぢん太鼓や手踊りの女性が続きます。

道ジュネー@宜野湾区大綱引き

上にシタクが乗った綱が登場しました。

道ジュネー@宜野湾区大綱引き

道ジュネー@宜野湾区大綱引き

前村渠の道ジュネーも格好良い。

道ジュネー@宜野湾区大綱引き

道ジュネー@宜野湾区大綱引き

旗頭のガーエー。

旗頭のガーエー@宜野湾区大綱引き

旗頭のガーエー@宜野湾区大綱引き

続いて、六尺棒を持った男性による「シーチェー」。

シーチェー@宜野湾区大綱引き

女性陣による応援合戦「メーモーイ(前舞い)」。

メーモーイ@宜野湾区大綱引き

メーモーイ@宜野湾区大綱引き

綱引きのチナユシ(綱寄せ)が始まりました。
後村渠と前村渠の綱が担がれて来ます。

綱寄せ@宜野湾区大綱引き

綱寄せ@宜野湾区大綱引き

綱の上のシタクが、綱を押し合います。

綱寄せ@宜野湾区大綱引き

綱寄せ@宜野湾区大綱引き

綱寄せ@宜野湾区大綱引き

カナチ棒(カヌチ棒)が入りました(カナチチジ)。

カナチチジ@宜野湾区大綱引き

カナチ棒が入った瞬間に、シタクが飛び降りて、一回勝負の綱引きが始まります。

本綱引き@宜野湾区大綱引き

本綱引き@宜野湾区大綱引き

勝負の結果は、後村渠の勝利でした。

本綱引き@宜野湾区大綱引き

後村渠の戻り綱。
勝った後村渠は、綱を担いで会場を蛇行しながら、元の綱置き場まで運びます。

戻り綱@宜野湾区大綱引き

カナチ焼きの儀式。
カナチ(カナチ棒が入る綱の先の丸い部分)の綱の一部を燃やしてから、消火します。
火のケーシ(火災予防)の意味があるそうです。

カナチ焼き@宜野湾区大綱引き

女性によるサングヮチャー踊り。
楽しそうに踊ってますね。
宜野湾の綱引きは、女性の役割が大きそうです。

サングヮチャー踊り@宜野湾区大綱引き

サングヮチャー踊り@宜野湾区大綱引き

サングヮチャー踊り@宜野湾区大綱引き

沖縄国際大学琉球芸能文学研究会の学生による余興。

余興@宜野湾区大綱引き

舞方では、地謡に合わせて空手の型を披露。

舞方@宜野湾区大綱引き

3人組の飛び入りがありました。
真ん中の人は、空手の型と踊りが上手い。
沖縄は、芸達者な人が多いですね。

飛び入りの余興@宜野湾区大綱引き


最後は、カチャーシー。

カチャーシー@宜野湾区大綱引き

週末の2日間で、南風原町と宜野湾市の綱引き(5ヵ所)を見学して、少し疲れました。汗

宜野湾市の宜野湾区大綱引き 2023の地図
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