オキナワチドリ(学名:Hemipilia lepida、絶滅危惧II類)の自生地に行ってきました。
2020年は激減してしまいましたが、順調に回復しています。
また、ムカゴソウ(学名:Herminium lanceum、絶滅危惧IB類)の新しい群落も発見しました。

オキナワチドリ(学名: Hemipilia lepida)

今年も、オキナワチドリの定期観察。
早速、サイヨウシャジンの根元にオキナワチドリを発見。

オキナワチドリ(学名: Hemipilia lepida)

2月とはいえ快晴で暑かったですが、満開のオキナワチドリを見て大満足。

オキナワチドリ(学名: Hemipilia lepida)

オキナワチドリ(学名: Hemipilia lepida)

下の群落は、赤紫の色が濃いですね。
数が多過ぎて、足の踏み場がありません。喜

オキナワチドリ(学名: Hemipilia lepida)

群落ごとに、花の個性が決まっています。
同じタイミングで、種子が飛んで来たのかな?

オキナワチドリ(学名: Hemipilia lepida)

下の写真は典型的なオキナワチドリで、リップ(唇弁)が細長くて、馬面です。

オキナワチドリ(学名: Hemipilia lepida)

こっちの群落は、リップが丸くて、少し見栄えがするかな。

オキナワチドリ(学名: Hemipilia lepida)

オキナワチドリは小さいですが、周りの植物に負けないように頑張っています。

オキナワチドリ(学名: Hemipilia lepida)

オキナワチドリ(学名: Hemipilia lepida)

基本日当たりの良い場所を好みますが、木陰にも結構咲いています。

オキナワチドリ(学名: Hemipilia lepida)

オキナワチドリ(学名: Hemipilia lepida)

オキナワチドリ(学名: Hemipilia lepida)

海岸の方も散歩すると、オキナワハイネズに混じって、オキナワチドリが咲いていました。
台風などの時、オキナワハイネズの根元で守られてるんでしょうね。

オキナワチドリ(学名: Hemipilia lepida)

今回は、ムカゴソウの群落(十数株ですが)も新たに発見しました。
これまでに見つけていた群落よりも小さいですが、まだまだあるかも。

ムカゴソウ(学名: Herminium lanceum)

ムカゴソウの花のアップの写真。

ムカゴソウ(学名: Herminium lanceum)

時期が早いのか、ナンゴクネジバナ、キヌランは少なめでした。
野生ランの自生地は年々少なくなっていますが、この自生地は生き残って欲しいですね。