久高島の旧正月(シャクトゥイ)

今日は、久高島で旧正月に行われるシャクトゥイ(盃事、酌取)を見学。
シャクトゥイは、神人とお酌を交わして、健康を祈願する行事です。



久高島の外間殿では、元旦早朝から祈願が行われるので、朝一番（午前8時発）のフェリーで久高島へ。
安座真港では、久高島に帰省する人達で、ごった返していました。汗
天気予報では晴時々曇でしたが、どんよりの空模様です…



フェリーが出航して暫くすると、晴れ間が広がって来ました。
なんだか、良い予感がします。



久高島の外間殿での、早朝の祈願は既に終了。汗
しかし、午前9時頃から始まる外間ノロ（ヌル）家の祈願から見学することに。
邪魔にならないように、外から撮影。



祈願が終わると、お邪魔して写真を撮らせて貰いました。
写真の反対側にはお香が並んでいますが、撮影は自粛。



芋を砂糖を使わずに料理した「ンモーカシー」。
家の人に、「ンモーカシー」の試食をさせて貰いましたが、甘くて美味しかったです。
話などをしている間に、外間ノロ家の隣にある久高ノロ家での祈願は終わっていました。汗



急いで、外間殿に移動。
外間殿での祈願が始まりました。





祈願が終わった後は、休憩。
午前10時半頃から、シャクトゥイが始まりました。
元旦のシャクトゥイは男性から始まりますが、3日は女性から始まります。
男性のシャクトゥイはイキガジャク、女性のはイナグゥジャク。
シャクトゥイは、二人一組で儀式が進んでいきます。



写真では分かり難いですが、銀の盃を神人と交わします。



各シャクトゥイの最後は、カチャーシー舞い。
年配の人達は、踊りが板に付いていますね。



今年のシャクトゥイには、沖縄県知事の玉城デニーさん、南城市長の瑞慶覧長敏さんも参加。
県知事が参加したのは、西銘順治さん以来だそうです。
楽しそうに踊っていたのが、印象的でした。

シャイな男性の場合には、知り合いの女性たちがカチャーシーをフォロー。



若手のカチャーシーでは、赤ちゃんを抱いてました。



学校の友達なのか、大人数のカチャーシーになることも。





シャクトゥイは、午後1時過ぎまで休みなく続きました。
旧正月の久高島を散歩すると、アチコチで日の丸の旗を発見。



久高島の旧家の一つ、大里家。



気温が25度前後まで上がって、暑かったです。



久高漁港では、大漁旗が棚引いてました。



午後4時の高速船で帰りましたが、午後3時40分には満員になったので出航。
早めに港に戻って助かりました。
旧正月の久高島は、お勧めです。


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