前回のブログで志多伯豊年祭の道ジュネーを紹介したので、今回は馬場の野外舞台で行われた琉球舞踊、獅子舞、狂言などを紹介。
2日とも30演目もあって、初日は午後6時開始、深夜1時頃終了の長丁場。
2日目は深夜0時頃には終わりましたが、ノロ殿内まで獅子舞に付いて行ったので、結局午前1時頃まで見学していました。笑

獅子舞@八重瀬町の志多伯豊年祭

プログラムが始まる前の午後5時頃、会場の志多伯馬場で、棒巻が始まりました。
参加人数の多い棒巻は、絵になりますね。

棒巻@八重瀬町の志多伯豊年祭

予定通り午後6時に、馬場に作られた野外舞台でのプログラムがスタート。
まずは、舞方(棒術、棒踊)が、「かぎやで風」の曲と共に場を清めます。

舞方@八重瀬町の志多伯豊年祭

座開きの「長者の大主」。

長者の大主@八重瀬町の志多伯豊年祭

志多伯の長者の大主には、獅子舞が登場。

長者の大主@八重瀬町の志多伯豊年祭

神獅子が、長者の大主に舞を披露します。

長者の大主@八重瀬町の志多伯豊年祭

古典舞踊の若衆踊りで、祝儀舞踊の「若衆こてい節」。

若衆こてい節@八重瀬町の志多伯豊年祭

同じく古典舞踊の女踊りで、「かせかけ」と「四つ竹」。
「瓦屋」も演じられましたが、写真が多くなり過ぎたので省略。

かせかけ@八重瀬町の志多伯豊年祭


四つ竹@八重瀬町の志多伯豊年祭

古典舞踊の組打踊りで、心の冷たい美女と明るい醜女の対比が面白い「醜童」。
醜女の仮面の男性がコミカルに踊るので、会場は受けてました。

醜童@八重瀬町の志多伯豊年祭

古典舞踊の二才踊で、「高平良万才」。
二才は若者のこと。
他にも、「上り口説」「下り口説」「前の浜」がありましたが、写真は省略。

高平良万才@八重瀬町の志多伯豊年祭

雑踊りで、「貫花」。
雑踊りは明治以降に成立した庶民の踊りで、古典舞踊に比べてテンポが速いのが特徴です。
志多伯の豊年祭の凄いところは、若手が多く参加して頑張っている点ですね。

貫花@八重瀬町の志多伯豊年祭


若い女性に一番人気の「浜千鳥」。

浜千鳥@八重瀬町の志多伯豊年祭

八重瀬町といえば、汗水節。
汗水節は、働くことの喜びや大切さを唄う教訓歌なので、踊りも力強くなっています。

汗水節@八重瀬町の志多伯豊年祭


雑踊りで一番好きな「加那ヨー天川」。
男女の組打ち踊りは大人気で、この演目の時には一気に観客が増えました。

加那ヨー天川@八重瀬町の志多伯豊年祭


豊年祭の定番で、松竹梅鶴亀。
軽快な雑踊りが人気で、他にも「谷茶前」「むんじゅる」など多くの演目がありました。

松竹梅鶴亀@八重瀬町の志多伯豊年祭

志多伯の豊年祭では、狂言などの村芝居も充実。
狂言「大按司願い」、喜劇「やまーよ」、歌劇「桃売りアン小」。
全てウチナー口ですが、何となく話している意味は分かりました。

大按司願い@八重瀬町の志多伯豊年祭


地謡に合わせて型を披露する「武の舞」。
この演目も迫力があって大人気でした。

武の舞@八重瀬町の志多伯豊年祭

獅子舞は、2日とも舞台で合計3回ありました。
やっぱり一番人気なので、観客が多かったです。
神獅子の舞は格好良いですね。

獅子舞@八重瀬町の志多伯豊年祭

獅子舞@八重瀬町の志多伯豊年祭

2日目のプログラム最後の獅子舞。


豊年祭が終わった後は、神獅子は銅鑼に先導されてノロ殿内に帰ります。

ノロ殿内に帰る獅子舞@八重瀬町の志多伯豊年祭

ノロ殿内では、最後の舞を披露。

ノロ殿内での最後の獅子舞@八重瀬町の志多伯豊年祭

ノロ殿内での最後の御願。

ノロ殿内での最後の御願@八重瀬町の志多伯豊年祭

次のブログでは、組踊「忠臣身替の巻」(1日目)、「花売の縁」(2日目)を紹介します。

八重瀬町の志多伯豊年祭 その2(琉球舞踊、獅子舞、狂言)の地図
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