那覇は梅雨真っ盛りで、最近は天気が悪いですね。
5月16日から、今年の波上宮の「なんみん祭」が始まっています。
今年のスケジュールは、16日宵宮祭(前夜祭)、17日例大祭、20日謡曲奉納や演舞大会など、21日神幸祭や全島沖縄角力大会など。
スポーツクラブに行く途中で、旭ヶ丘公園の演舞大会で演じられた獅子舞を見てきました。

波上宮獅子舞@なんみん祭

「なんみん」というのは、方言で波上宮の周辺地域のこと。
波上宮は古来から琉球八社の一位とされていて、琉球王府の祭祀にも関わる由緒ある神社です。
沖縄県になってからは、官幣小社に列せられました。
熊野権現の勧請、祭神は伊弉冉尊(いざなみのみこと)、速玉男尊(はやたまをのみこと)、事解男尊(ことさかをのみこと)を祀っています。
沖縄というと御嶽や先祖信仰を思い浮かべますが、琉球王府時代には、お寺や神社が多くありました。
ちなみに、琉球八社は、護国寺(波上山・三光院)、臨海寺(沖山・潮楽院)、神応寺(姑射山)、神宮寺(普天間山)、遍照寺(大慶山万寿寺・末吉山)、神徳寺(高明山)、聖現寺(天久山)、金武観音寺(金峰山)。
金武宮には神職がいなかったので、実際には七社だったようです。
神社なだけあって、琉球王府時代には御神楽が舞われていましたが、明治20年代に断絶。
現在の「なんみん祭」の稚児神楽は、昭和初期からのものです。

波上宮獅子舞@なんみん祭

波上宮の神獅子は、1年に3回(正月2日の初舞、節分、なんみん祭)しか見ることが出来ないので貴重。
その他の時期に行われる波上宮獅子舞では、演舞用の獅子が使われます。

波上宮獅子舞@なんみん祭

波上宮獅子舞@なんみん祭

神獅子に加えて、演武用の獅子と2頭の子供獅子も登場しました。
下の写真で、ワクヤー(獅子を操る人)が連れているのが演舞用の獅子で、手前が子供獅子。

波上宮獅子舞@なんみん祭

神獅子に嚙まれると、ご利益がありそうですね。

波上宮獅子舞@なんみん祭

波上宮獅子舞@なんみん祭

明日が「なんみん祭」で一番盛り上がる神幸祭です。
是非、ご覧になってください。