2024年5月17-19日、波上宮の「なんみん祭」が開催されました。
最終日のおみこし行列(波上宮~パレット久茂地)、国際通りで行われた4町(泉崎、久米、辻、若狭・松山)の旗頭ガーエー、琉球舞踊の奉納を紹介します。

おみこし行列@なんみん祭

「なんみん」は波上宮のこと。
波上宮は琉球八社の一位とされていて、琉球王府の祭祀にも関わった由緒ある神社です。
沖縄県になってからは、官幣小社となりました。
「なんみん祭」の日程は、1日目 例大祭、2日目 ちびっこ相撲大会/演舞大会/ブクブクー茶奉納など、3日目 神幸祭(おみこし行列)/全島沖縄角力大会/琉球舞踊奉納など。


5月19日午前9時半頃、波上宮の本殿に到着。
参拝客や法被を来た祭りの参加者がチラホラ。

波上宮の本殿@なんみん祭

中を覗くと、お神輿が用意されていました。

おみこし@なんみん祭

祭りの関係者が、だんだんと集まって来ました。

波上宮の本殿前@なんみん祭

神幸祭の出発を告げる発輦祭が始まりました。

発輦祭@なんみん祭

発輦祭には関係者以外参加できないので、鳥居へ移動。
泉崎の旗頭(旗字:泉潤四方)の演舞が、始まりました。

泉崎の旗頭(旗字:泉潤四方)@なんみん祭

続いて久米の旗頭(旗字:不染塵)。

久米の旗頭(旗字:不染塵)@なんみん祭

辻の旗頭(旗字:和気)。

辻の旗頭(旗字:和気)@なんみん祭

若狭・松山の旗頭(旗字:鎮群)は、エイサーとのコラボでした。

若狭・松山の旗頭(旗字:鎮群)@なんみん祭

午前10時半頃、おみこし行列が出発。
波上宮の獅子舞だけでなく、首里末吉町の獅子舞も参加していました。

おみこし行列@なんみん祭

じゅり馬は、綺麗な着物で映えますね。

じゅり馬@なんみん祭

雅楽(鳳笙、篳篥、龍笛)の音は、神社のお祭り感が出ます。

雅楽(鳳笙、篳篥、龍笛)@なんみん祭

主役のお神輿。

お神輿@なんみん祭

子供神輿は、2つ(若狭小学校、天妃小学校)。

子供神輿@なんみん祭

獅子舞は、沿道の人達を噛みまくります。

獅子舞@なんみん祭

獅子舞@なんみん祭

犬にも容赦しないのが、沖縄の獅子舞です。笑

獅子舞@なんみん祭

パレット久茂地に到着すると、お旅所祭の始まり。

お旅所祭@なんみん祭

続いて、稚児神楽などの奉納演舞。
しかし、一時昼食で抜けました。汗
獅子舞などが行われたそうなので、残っても良かったかな。

稚児神楽@なんみん祭

昼食から返ってくると、県庁前で旗頭が行われていました。

県庁前の旗頭@なんみん祭

国際通りにある御菓子御殿前に移動すると、4町の旗頭(泉崎、久米、辻、若狭・松山)のガーエーが始まりました。

旗頭ガーエー@なんみん祭

旗頭ガーエー@なんみん祭

旗頭の人達の記念撮影。

旗頭の記念撮影@なんみん祭

パレット久茂地に戻ると、おみこし行列が出発した後だったので、追いかけました。汗

おみこし行列@なんみん祭

おみこし行列@なんみん祭

波上宮の境内に帰ってきました。

おみこし行列@なんみん祭

本殿前では、お神輿の向きの調整で、なかなか社殿に入れません。

おみこし行列@なんみん祭

上側を当たらないように、お神輿を社殿に入れます。

おみこし行列@なんみん祭

着輦祭が始まりました。
関係者以外は参加できないので、隣のクーラーの効いた社務所で一旦休憩。

着輦祭@なんみん祭

午後3時半頃、路次楽(首里王府阿波連路次楽御座楽保存会)の一行が本殿前に到着。

路次楽@なんみん祭

神前舞台で、御座楽の奉納が始まりました。

御座楽@なんみん祭

続いて、琉球舞踊の奉納。 各流派の家元や会主の人達が立方として踊る貴重な機会。
地謡も、琉球古典安冨祖流音楽研究朝一会の生演奏で豪華でした。
まずは、古典老人踊「かぎやで風」。
立方は、阿波連京子さん(阿波連本流啓扇会)、赤嶺秀子さん(阿波連本流啓扇南風の会)。

琉球舞踊「かぎやで風」@なんみん祭


古典女踊「稲まづん」。
立方は、人間国宝の宮城幸子さん(真踊流佳幸の会)。

琉球舞踊「稲まづん」@なんみん祭


古典女踊「瓦屋」。
立方は、玉城節子さん(玉城流翔節会)。

琉球舞踊「瓦屋」@なんみん祭


雑踊「鳩間節」。
立方は、島袋秀乃さん(島袋本流紫の会)。

琉球舞踊「鳩間節」@なんみん祭


古典二才踊「八重瀬の万歳(波平大主道行口説)」。
立方は、二代目 親泊興照さん(親泊本流親扇会)。

琉球舞踊「八重瀬の万歳」@なんみん祭


雑踊「取納奉行」。
立方は、玉城秀子さん(玉城流玉扇会玉城盛義琉舞道場)。

琉球舞踊「取納奉行」@なんみん祭


雑踊「浜千鳥」。
立方は、二代目 宮城能造さん(宮城流)。

琉球舞踊「浜千鳥」@なんみん祭


創作舞踊「寿獅子」。
立方は、山内小夜さん(貞扇本流貞扇会)。

琉球舞踊「寿獅子」@なんみん祭


奉納の最後は、照喜名進さん(琉球古典安冨祖流音楽研究朝一会)による独唱「仲風節」。

独唱「仲風節」@なんみん祭

前日前までの天気予報と打って変わって、良い天気に恵まれラッキーでした。

おみこし行列・旗頭ガーエー・琉球舞踊の奉納@令和6年 なんみん祭の地図
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