瑞泉通り(那覇市首里崎山町)のサガリバナ並木 2020

昨晩は、那覇市首里崎山町の瑞泉通りで、サガリバナの花を見学してきました。
夜間のライトアップも始まって、見頃になって来ています。





例年、おきなわ環境クラブと那覇市の首里崎山町自治会の共催で、「サガリバナ鑑賞の夕べ」が開催されています。
しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で、「サガリバナ鑑賞の夕べ」は中止。
夜間のライトアップは、首里崎山町自治会の意向で午後8時頃～午後10時頃まで（正確な時間は不明）行ってくれているそうです。
首里崎山町自治会の心意気に感謝ですね。





サガリバナの花は、日没後に咲き始めますが、最初は雄しべが縮れた状態で少し残念な感じ。
午後9～10時以降になると、雄しべが伸びて、綺麗に咲いた花を見ることが出来ます。
少し遅めに行ったほうが、人も少なくなるのでお勧めです。











サガリバナの開花状況は、木によってかなり差がありました。
まだ蕾ばかりの木もあるので、暫くはサガリバナの花を楽しめそうです。





サガリバナの方言名は沢山あって、『琉球列島植物方言集』（天野鉄夫／著 新星図書出版 1979.6）に記載されているのは以下です。
クダリバナ 奄大、マラフクラ 奄大（住用）、ジケギ 与論、ナートーキ 伊平屋、サワフジ 沖縄、ヘハブイ 沖縄（国頭）、ヘーハブイ 沖縄（安田）、フシギ 沖縄（宇茂佐）、ジンカキーギー 沖縄（西原）、キーフジ 沖縄（首里）、キーフジィ（島尻）、ボージヤグワー 渡嘉敷、カーパギ 久米、ズルカキ・ズルガキ 石垣、クバサカーキ・ズルカケーキ 石垣（川平）、ジユルカキ・ジルカキ・ズラカケ・ヂルカキ 西表、ザルカキ 西表（古見）
他にも、名護ではモウカバナ（舞香花）と呼ぶようなので、もっと調べてみると面白いかも？


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