今日は旧暦8月15日で、沖縄県内各地で獅子舞や綱引、村芝居などが行われました。
浦添市は獅子舞が盛んで、現在も3か所(勢理客、仲西、内間)で受け継がれています。
中でも「勢理客の獅子舞」は、舞の型が13種類と多く、国選択無形民俗文化財(記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財)。
満月の下での獅子舞は、とても雰囲気があって良い感じでした。

浦添市勢理客の獅子舞(タティティヌボー)@勢理客十五夜祭

勢理客十五夜祭は、勢理客公民館前の舞台で行われます。
午後6時頃から子供獅子舞などの余興が始まって、午後7時からメインの獅子舞です。
獅子舞を始める前には、昔からの伝統で獅子祈願。

獅子祈願@勢理客十五夜祭

祝いの行事で座開きの意味を持つ琉球舞踊「かぎやで風」と「長者の大主・ハーメー」。
特に「長者の大主」は獅子舞と関係が強く、獅子舞を行う地域では、祝詞に「獅子ガナシ」が入っていることが多いです。

長者の大主@勢理客十五夜祭

勢理客では「長者の大主」の後に「ハーメー」が行われていて、珍しいですね。
ハーメー(お婆)が面白くて、周りの人達も盛り上がっていました。

ハーメー@勢理客十五夜祭

獅子舞の最初の型は、「ジャンメー」。
場を清める儀式的要素の強い演目です。
四方に向かってお祓いをするのが舞の中心。

浦添市勢理客の獅子舞(ジャンメー)@勢理客十五夜祭

獅子舞の演舞の間に、空手や琉球舞踊なども行われましたが、獅子舞だけ紹介します。
2つ目の型は、「バンクグイ」。
獅子がバンク(幕の中)に獲物をねだって手に入れる様子を表現。
白い毬と獅子が戯れますが、この玉は猿の頭を模しているらしいです。

浦添市勢理客の獅子舞(バンクグイ)@勢理客十五夜祭

3つ目の型は、「トーチヌジェー」。
舞台の中央に棒が置いてあって、その先に獲物がある設定。
棒の周りで獅子がじゃれます。

浦添市勢理客の獅子舞(トーチヌジェー)@勢理客十五夜祭

浦添市勢理客の獅子舞(トーチヌジェー)@勢理客十五夜祭

浦添市勢理客の獅子舞(トーチヌジェー)@勢理客十五夜祭

4つ目の型は、「タティティヌボー」。
今度は舞台の中央の棒が予め立ててあって、その周りで獅子が遊びます。
満月が上ってきて、獅子舞とのコラボが良い感じ。

浦添市勢理客の獅子舞(タティティヌボー)@勢理客十五夜祭

5つ目の型は、「二方」。
二方は、2つの方向を清める意味です。
この白い毬も猿の頭を模しているようで、満腹した獅子が獲物と戯れています。
動きは猫みたいで可愛いですが、ちょっと怖いですね。

浦添市勢理客の獅子舞(二方)@勢理客十五夜祭

6つ目の型は、「ホーイジャンメー」。
獅子が野原を這い回ることを表現しています。
また、膝をついて演舞するのも特徴。

浦添市勢理客の獅子舞(ホーイジャンメー)@勢理客十五夜祭


7つ目の型は、「タティティヌジェー」。
この演目は、予め立てている棒と獅子舞が戯れる様子がダイナミックで見栄えがします。
もちろん写真と動画を撮影する予定だったんですが、始まってすぐの突然の雨で中止。
ここまで獅子舞を楽しめただけで、十分としましょう。涙

獅子舞の各演舞の間には、琉球舞踊などが行われて3時間ちょっとが、あっという間でした。
毎年来ていますが、勢理客十五夜祭はお勧めです。

滝落とし,安波節@勢理客十五夜祭

平成27年度 勢理客十五夜祭の地図
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