沖縄では旧暦の6月25日と26日に、それぞれ「カシチー」と「アミシ」と呼ばれる行事の一環として綱引きが行われます。
「カシチー」は豊穣祈願と村の繁栄安泰を祈る行事で、「アミシ」は雨乞いの行事。
「カシチー」の綱引きは、地域色が強くて地元の人しか参加できない場合が多いようです。
しかし、「アミシ」の綱引きは、御願綱と呼ばれて、外部の人も参加できる衆人綱であることが多いです。

昨日は旧暦6月26日だったので、沖縄県下の各地でアミシの御願綱が行われました。
南風原町では、5つの字(津嘉山、照屋、本部、兼城、喜屋武)です。
時間が被っているので全てを見学するのは無理ですが、3つの字(津嘉山、兼城、喜屋武)の綱引きを廻ることが出来ました。
まずは、津嘉山の綱引きへ。

アミシは、アミシヌウガン(浴みしの御願)から始まります。
南風原町津嘉山では、「津嘉山の殿」にあるビジュル、続いてクボ―御嶽で祈願。
その後に、綱引き(御願綱)が行われます。
仕事が終わってから急いで行きましたが、会場の津嘉山小学校(津嘉山馬場があった場所)に到着したのは午後6時半過ぎ。
もう綱引きが始まる直前でした。汗
鉦鼓隊の鉦やホラ貝、銅鑼、太鼓の音が響いていて、場を盛り揚げていました。
※一番下に鉦鼓隊の動画があるので、雰囲気が分かると思います。

南風原町津嘉山の綱引き

東西の綱を、カヌチ棒で結合。

南風原町津嘉山の綱引き

カヌチ棒が入った瞬間に、綱引きのスタート。
結果は、西の勝利でした。

南風原町津嘉山の綱引き

南風原町津嘉山の綱引き

南風原町津嘉山の綱引き

綱引きの後は、旗頭の演舞。
津嘉山の旗頭は、尚徳王の時代に琉球国王から拝領した、由緒ある旗頭「御拝領旗」だそうです。
御拝領旗の旗文字は、東は「国泰」、西は「太平」。

南風原町津嘉山の綱引き

南風原町津嘉山の綱引き

南風原町津嘉山の綱引き

続いて、辺りが暗くなるまで、棒術が行われました。

南風原町津嘉山の綱引き

南風原町津嘉山の綱引き

鉦鼓隊と旗頭と一緒に、「津嘉山の殿」へ道じゅねー。

南風原町津嘉山の綱引き

「津嘉山の殿」の前での、鉦鼓隊と旗頭の動画です。
雰囲気が伝わるかな?


南風原町津嘉山の綱引きは初めてだったけど、大満足。
今回は普通の綱引きでしたが、何年か毎に、大綱曳きが行われるそうです。
その時には、シタク(支度)が出てきたりして、かなり気合が入るそうです。
もし大綱曳きが行われたら、ぜひ見に来たいですね。

南風原町津嘉山の綱曳き 2015の地図
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