今日は、「第44回那覇大綱挽まつり」を見てきました。
本来は先週末に行わる予定でしたが、台風19号の影響で延期されました。
那覇大綱挽は、1600年頃から始まり、那覇四町綱を経て400年以上の歴史があります。
昔は夜に松明の明かりの下で行われていて、喧嘩綱引きと呼ばれていた時代もあったそうです。
戦争で一時中断されましたが、沖縄の日本復帰の前年1971年から再開されています。

那覇大綱挽まつりは、国際通りで行われる旗頭行列から始まります。
東と西でそれぞれ7旗、合計14旗の旗頭が、安里から始まって県庁前まで行進。
正午頃に「てんぶす那覇」の前に行ってみると、既に数旗が通過した後でした。汗

旗頭行列@那覇大綱引まつり

各旗頭は、重さ40~60kg。
しかも長さが7~8メートルなので、かなり扱い難いはず。
風も強くて、大変そうでした。

旗頭行列@那覇大綱引まつり

旗頭行列@那覇大綱引まつり

旗頭行列@那覇大綱引まつり

旗頭行列@那覇大綱引まつり

旗頭行列@那覇大綱引まつり

旗頭行列は13時半頃に終了。
14時半頃から国道58号線の久茂地交差点で交通整理が始まって、第二幕の開始です。
凄く混雑して身動きが出来なくなるので、14時半前には久茂地交差点で待機していた方が良いですね。

まず、東西14旗の旗頭が集結して、東西に分かれて並びます。
東は、東一番、安里、首里、泊、真和志、久茂地、壷屋。
西は、西一番、泉崎、若狭、小禄、垣花、久米、辻。

旗頭@那覇大綱引まつり

空手の型で、東西でガーエー(対決)。

空手@那覇大綱引まつり

空手@那覇大綱引まつり

続いて、旗頭でもガーエー。

旗頭ガーエー@那覇大綱引まつり

本番の大綱引。
男と女の二本の綱を、カヌチ棒で繋ぎますが、かなり時間がかかります。
やっと一つの綱になると、両端から支度(したく)が登場。
支度は、歴史上の英雄に扮して、綱の上で見栄を切ってガーエー。
どの人物にするかは毎年変わりますが、今年は護佐丸(ごさまる)と阿麻和利(あまわり)。
下は、阿麻和利の写真です。

支度@那覇大綱引まつり

支度@那覇大綱引まつり

やっと、大綱引の始まり。
ギネスブックに認定された世界一の大綱は、全長200メートル、総重量43トン。
しかも30分間も綱を引くので、途中から皆バテバテ。
結果は、引き分けでした。

那覇大綱引まつり

第44回 那覇大綱挽まつりの地図
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