北大東島の次は、飛行機で南大東島へ。
目的は、ペルセウス座流星群です。
南北大東島の周りには有人島が無いので、満天の星空の下、一晩中寝転がって流れ星を見てました。

ペルセウス座流星群@南大東島

流星群は夜間なので、昼間はレンタバイクで島内観光。
島内を一周するメイン道路を、東側から時計回りに紹介します。
まずは、3つあるプールの一つ、海軍棒プール。
海軍棒は、軍が測量用に建てた棒に由来するそうです。
海岸の岩礁を削り取った、堀込式の人口海水プール。

海軍棒プール@南大東島

続いて、日の丸山展望台。
昭和初期、南地区青年団が日の丸を掲揚した為、日の丸山と呼ばれるようになったそうです。

日の丸山展望台@南大東島

西側にある2つ目の海水プールで、塩屋海岸プール。

塩屋海岸プール@南大東島

夕日を見るのに最適な西港。
隣に「夕日の広場」もあるので、こっちも良いかも。

西港@南大東島

南大東島の海岸線は断崖絶壁なので、船は接岸不可。
そこで造られたのが、島の北側にある秘密基地のような南大東漁港です。

南大東漁港@南大東島

南大東島はフィリピンプレートに乗って、1年間に約7㎝北西に移動しています。
地殻変動で、岩山が真っ二つになったのが、バリバリ岩です。

バリバリ岩@南大東島

バリバリ岩@南大東島

3つ目の海水プール、本場海岸プール。

本場海岸プール@南大東島

島の外側を一周したので、島の内部を紹介します。
星野さんの敷地内にある鍾乳洞で、星野洞。
予約した方が、スムーズに見学できます。
南大東島には鍾乳洞が他にも沢山あって、秋葉地底湖のツアーにも参加したかったんですが、今回はパス。

星野洞@南大東島

星野洞@南大東島

星野洞@南大東島

星野洞@南大東島

ふるさと文化センター横にある、さんとうきび運搬用のシュガートレイン(大東糖業専用鉄道)。
1983(昭和58)年まで走っていたそうなので、意外と大昔の事では無いですね。
2013年に「シュガートレイン夢復活実現事業」が立ち上げられましたが、頓挫してしまったようです。

上:雨宮製作所製2号SL、下:日本車輌製8号DL。
シュガートレイン@南大東島

シュガートレイン@南大東島

島内の数か所に、シュガートレインの線路が残っています。

シュガートレイン線路跡@南大東島

シュガートレイン線路跡@南大東島

シュガートレイン線路跡@南大東島

大池展望台。
大池は外洋から隔離されていますが、マングローブのオヒルギ群落があります。
元々は海岸線だったのが、島の隆起に伴って、池として孤立したそうです。

大池展望台@南大東島

夜間は、目的のペルセウス座流星群。
期待通り、南大東島には街灯が殆ど無いので、星空観察に最適でした。
ペルセウス座付近から東側を見られる場所として、北港、本場港、海軍棒に午後11時過ぎに行ってみました。
どこも街灯が有りませんが、北港が一番気軽に観察できました。
本場港と海軍棒は、メイン道路から少し外れているので、ちょっと怖かったかな。
台風が雲を持って行ってくれたのか、満天の星空。
12日と13日の2晩、シートを敷いて寝ころびながら流れ星を観察しました。
いつ流星が流れるか分からないので、手動でシャッターを押すのを諦めて、RowaのタイマーレリーズTC-2001で自動で撮影。

ペルセウス座流星群@南大東島

下の写真にも流星が写っていますが、イマイチ見辛い…
明るい流星でないと、写真には綺麗に映らないですね。汗

ペルセウス座流星群@南大東島

今回の南大東島は、流星群をバッチリ観察できて大成功。
宿泊した月桃ムーンピーチでは、ナワキリとインガンダルマを食べさせて貰って大満足でした。

ペルセウス座流星群@南大東島の地図
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