先週の日曜日は、本島北部の宜野座村宜野座区で行われた八月あしび(豊年祭)を見学しました。
宜野座の八月あしびは、国指定の文化財(記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財)。
以前の豊年祭は、旧暦8月9日スクミ(仕込み)、11日ソウニチ(正日)、15日カワリ(別れ)でした。
現在は、スクミ(敬老会)とソウニチのみが、2年毎に行われています。
※本来は去年の予定でしたが、今年に変更されました。
写真が多くなったので、2回に分けて紹介。
まずは、御願から野外舞台での琉球舞踊(演目23の内8まで)。

御願@宜野座の八月あしび(豊年祭)

午後3時頃から予定通り、ヌンドゥルチ(ノロ殿内)で御願が始まりました。
同時に、オージメー(若衆のみで踊る「かぎやで風」)の奉納。

御願@宜野座の八月あしび(豊年祭)

続いて、ヌンドゥルチの裏にあるニシンダ(西平)と、ウッカー(大川)の神屋前でも、御願。
下はニシンダで、この投稿の最初の写真がウッカーです。

御願@宜野座の八月あしび(豊年祭)

スーリあがり節と宜野座区民音頭の後で、旗頭の演舞。

旗頭@宜野座の八月あしび(豊年祭)

棒術、スーマチ(総巻)の奉納。
旗頭だけでなく、若衆や獅子舞を中心にしたスーマチも行いました。

スーマチ(総巻)@宜野座の八月あしび(豊年祭)

神事が終了すると、道ジュネーに出発。
途中で、スーマチやスーリあがり節を踊ったりしながら、アシビナーの平松毛へ。

道ジュネー@宜野座の八月あしび(豊年祭)

道ジュネー@宜野座の八月あしび(豊年祭)

平松毛に到着すると、再び旗頭やスーマチなどが行われました。
下の写真は、棒術です。

棒術@宜野座の八月あしび(豊年祭)

野外舞台での芸能部門は、午後6時からの開始。
まずは、獅子舞で場を清めます。

獅子舞@宜野座の八月あしび(豊年祭)

続いて、みるく(弥勒)で、ゆがふ(世果報)を招来。

みるく@宜野座の八月あしび(豊年祭)

以降、演目順に写真を並べていきます。

演目3:長者の大主
長者の大主@宜野座の八月あしび(豊年祭)

演目4:上り口説
上り口説@宜野座の八月あしび(豊年祭)

演目5:湊くり節
湊くり節@宜野座の八月あしび(豊年祭)

演目6:貫花
貫花@宜野座の八月あしび(豊年祭)

演目7:四季口説
四季口説@宜野座の八月あしび(豊年祭)

演目8:八重瀬の万才
八重瀬の万才@宜野座の八月あしび(豊年祭)

今回は、演目23の内8まで紹介しましたが、この後に組踊もあって、豊年祭はまだまだ続きます。

宜野座の八月あしび その1(御願・道ジュネー・琉球舞踊)の地図
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