今日の沖縄は快晴でした。
ゴールデンウィークに入る前は雨の予報でしたが、良い方向に外れましたね。
せっかくなので、世界遺産の中城城跡で行われたイベント「グスクへの誘い」を見に行ってきました。

琉球舞踊(四つ竹)@中城城跡

「グスクへの誘い」は、中城城跡をバックに、地謡の生演奏と共に琉球舞踊を披露するGWのスペシャルイベントです。
1日3回(11時、14時、16時)で、それぞれ45分の公演。
会場に到着したのは11時の少し前でしたが、空いていたので一番前の席をゲット。喜
GWなので混雑していると諦めていたけど、今年から始まったイベントなので余り知られていないようでした。

まずは、琉球古典舞踊『かぎやで風』。
老人踊りで、祝儀の際の座開きの定番です。

琉球舞踊(かぎやで風)@中城城跡

次は、琉球古典舞踊「上り口説」。
二才踊りで、大和風の恰好をしているのが特徴です。
二才は、青年の意味。
琉球の役人が薩摩へ勤めに行く道中の情景を唄っています。

琉球舞踊(上り口説)@中城城跡


続いて、雑踊り「鳩間節」。
雑踊りは、明治以降に日本舞踊などを取り入れたりして作られました。
庶民の生活を題材にしたものが多く、もともと王府で踊られていた古典舞踊に比べて、テンポが速くリズミカルですね。

琉球舞踊(鳩間節)@中城城跡


再度、琉球古典舞踊に戻って「四つ竹」。
女踊りの定番というか、琉球舞踊の定番です。
鮮やかな衣装で、南国琉球を良く表していますね。

琉球舞踊(四つ竹)@中城城跡

琉球舞踊(四つ竹)@中城城跡


あっという間に、最後の演目で、雑踊り「谷茶前」。
見ているだけで、漁村の若い男女の光景が浮かびます。
笑顔で踊る演目で、個人的に琉球舞踊で一番好きな演目。

琉球舞踊(谷茶前)@中城城跡


最後の締めは、公演の立方だけでなく、観客を巻き込んでのカチャーシー。

琉球舞踊(カチャーシー)@中城城跡

今回のイベント「グスクへの誘い」は、開催場所と内容共に最高でした。
今後も、是非続けて欲しいです。

グスクへの誘い@中城城跡の地図
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