今年の4月の沖縄は、正に「うりずん」の季節。
近年のこの時期は雨が多かったんですが、「うりずん」らしい初夏の陽気で良い天気です。
せっかくなので、渡名喜島に一泊で行ってきました。
島への交通手段はフェリーだけで、日帰りが出来るのは金曜日だけです。
その他の曜日では、那覇行き、久米島行き共に一便だけなので、必ず島に宿泊する必要があります。

那覇の泊港から渡名喜島経由久米島行きのフェリーに、スクーターを持ち込んで乗船。
約2時間で渡名喜島に到着しました。
民宿に荷物を置いてから、早速出発。
まずは、フェリーターミナルとは反対側の「あがり浜」へ。

あがり浜@渡名喜島

あがり浜のすぐ傍にあるシュンザ。
海崖が屏風状にそそり立っています。

シュンザ@渡名喜島

アンジェーラ浜では、ウミガメの死体がありました。
渡名喜島にはウミガメが沢山居付いている話は良く聞くけど、本当みたいですね。

アンジェーラ浜@渡名喜島

山道を登って、島尻毛散策道へ。
テッポウユリが満開!!
海に面した谷間に、点々と見える白いものは全てテッポウユリの花です。

島尻毛散策道のテッポウユリ(easter lily)@渡名喜島

島尻毛散策道のテッポウユリ(easter lily)@渡名喜島

島尻毛散策道のテッポウユリ(easter lily)@渡名喜島

島尻毛散策道@渡名喜島

さらに山道を登って行きます。
振り返ってみると、アンジェーラ浜を見下ろす絶景が!!

渡名喜島

道端には、渡名喜島の村花に指定されているカワラナデシコが沢山咲き始めていました。

カワラナデシコ(Dianthus superbus)@渡名喜島

大本田展望台に到着。
東屋で慶良間諸島を見渡しながら、マッタリと昼食。

大本田展望台@渡名喜島

山を下って、呼子浜へ。
この浜は、ウミガメが多いことで有名です。

呼子浜@渡名喜島

フェリーターミナルを通過して、渡名喜島を北上。
西森園地展望台へは、結構な距離の坂道を登ります。
しかし、慶良間諸島や粟国島、砂入島を見渡す景色はお勧め。

西森園地展望台@渡名喜島

西森園地展望台@渡名喜島

NHKドラマ「ちゅらさん」のオープニングで使われた砂入島も良く見えます。
普段は一般人は立入禁止ですが、日曜日には上陸出来るようです。
詳しい許可の申請方法などは、渡名喜村役場に問い合わせてください。

砂入島

次は、サカシ散歩道。
海沿いの散歩道で、西森園地展望台ほどアップダウンが無いので楽勝。

サカシ散歩道@渡名喜島

サカシ散歩道@渡名喜島

あがり浜に戻る途中にある、上ノ手展望台。
あがり浜を一望できます。

上ノ手展望台@渡名喜島

あがり浜に戻ってからは、集落を散策。
ちなみに、渡名喜村の人口は約400名。
集落全体が、国の重要伝統的建造物群に指定されています。
フクギ並木と白砂の道が良い感じ。

フクギ並木@渡名喜島

昔ながらの赤瓦の家も沢山あります。
下の写真は、映画「群青」のメインステージとなった仲村家跡。

仲村家跡@渡名喜島

スクーターで走ったり、歩き回ったりで、かなり疲れた一日でした。
しかし、夕食後には、フットライトでライトアップされた集落を散策。
夜間のライトアップされた白砂の道は、美しくてフォトジェニック。
渡名喜島は、一日中楽しめますね。

フットライト通り@渡名喜島

フットライト通り@渡名喜島

渡名喜島は交通アクセスがあまり良くない小さい島ですが、一度は訪れることをお勧めします。

渡名喜島をスクーターで一周の地図
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