3月末に、ナンゴクネジバナ(学名:Spiranthes sinensis var. sinensis)のダンボール実生法に挑戦しました。
早いものは6月頭にプロトコームを形成し始めましたが、6月後半から一気にプロトコームの数が増えています。
大きい実生は、1cmくらいになりました。
現在、いろいろな段階の実生を確認できます。
ネジバナは野生ランの中でも発芽し易いそうですが、確かに今のところは順調。

プロトコームが出来るまでは、日蔭でケースの蓋を閉めていましたが、現在は窓際において蓋を少し開けています。
腰水にしていて、高温多湿になりがちなので、腐ってしまわないか心配。
無事に育ってくれると良いな。

ナンゴクネジバナの実生(seedling of Spiranthes sinensis)

ナンゴクネジバナの実生(seedling of Spiranthes sinensis)

ナンゴクネジバナのプロトコーム(protocorm of Spiranthes sinensis)

ナンゴクネジバナのプロトコーム(protocorm of Spiranthes sinensis)

追加:
2015年3月、ナンゴクネジバナは実生2年目で、見事開花しました。

実生2年目のナンゴクネジバナが開花

実生2年目のナンゴクネジバナが開花:南の島旅