沖縄気象台は、23日に那覇市首里の末吉公園内のヒカンザクラが満開を迎えたと発表。
そこで、桜を見に末吉公園に行ってきました。
確かに標準木に指定されている桜は満開でした。

桜の標準木@那覇市末吉公園

桜の標準木@那覇市末吉公園

しかし、北向き斜面に植えられている桜は、まだ時間がかかりそうです。
末吉公園は大きな公園で、少しメインロードを外れると、鬱蒼とした林の中。

那覇市末吉公園

組踊で有名な玉城朝薫の生誕三百年記念碑。

劇聖玉城朝薫生誕三百年記念碑@那覇市末吉公園

記念碑の前の遊歩道を登っていくと、末吉宮へ。
途中、組踊「執心鐘入」の舞台になった遍照寺跡がありますが、あまりに地味すぎて写真は撮りませんでした。汗

末吉宮@那覇市末吉公園

末吉宮からの景色を眺めて、少しマッタリ。

末吉宮からの眺め@那覇市末吉公園

石畳みの道を通って、羽地朝秀の墓へ。

那覇市末吉公園

羽地朝秀は、琉球国の正史『中山世鑑』で有名ですね。
薩摩侵攻で傷ついた琉球を立て直した、自分の好きな偉人の一人です。

羽地朝秀の墓@那覇市末吉公園

ついでに、末吉公園のすぐ近くにある宜湾朝保と蔡温の墓にも行ってきました。

まずは、宜湾朝保の墓。
宜湾朝保は、琉球最後の三司官の一人で、琉球が日本に取り込まれる原因を作った人。
いろんな評価がされて晩年は少し寂しかったようですが、自分の好きな琉球の偉人の一人です。
政治家としてだけでなく、和歌などの文学にも深い造詣を持っていたそうです。

宜湾朝保の墓

次は、琉球国の正史『中山世譜』や『林政八書』でお馴染みの蔡温の墓へ。
蔡温も数々の政治改革を行った、自分の好きな琉球の偉人の一人です。
信念のある人は、素晴らしいと思います。

蔡温の墓

琉球の五偉人の内、3人の墓が集中しているのは、凄いですね。

末吉公園(カンヒザクラ、羽地朝秀の墓)、宜湾朝保と蔡温の墓の地図
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