世界遺産に登録されている首里城公園で行われた、新春の宴「朝拝御規式(ちょうはいおきしき)」を見てきました。
朝拝御規式は、琉球王国時代に新年を寿ぐ朝賀の儀式のことです。

まず第一部は、「子之方御拝(にぬふぁぬうぬふぇ)」。
天の神様へ拝み、平穏を祈念する儀式です。
普段は閉まっている首里城正殿の扉から、御座楽の音楽が鳴り響く中、国王と王妃が登場。

首里城公園 新春の宴「朝拝御規式」

首里城公園 新春の宴「朝拝御規式」

首里城公園 新春の宴「朝拝御規式」

北殿前に祭壇に向かって、国王の礼拝と焼香。

首里城公園 新春の宴「朝拝御規式」

首里城公園 新春の宴「朝拝御規式」

続いて、第二部は、「朝之御拝(ちょうぬうぬふぇ)」。
国王の聖寿を祝い、また琉球王国の繁栄を祈る儀式です。
国王と王妃は、正殿二階にある唐玻豊(からはーふ)に居ます。

首里城公園 新春の宴「朝拝御規式」

首里城公園 新春の宴「朝拝御規式」

首里城公園 新春の宴「朝拝御規式」

最後の第三部は、「大通り(おおとーり)」。
朝賀に出席した諸臣へ、国王から祝いの酒「泡盛」が振る舞われます。
琉球王国時代、「泡盛」は貴重なお酒で特別な儀式の時にしか飲めなかったそうです。

首里城公園 新春の宴「朝拝御規式」

首里城公園 新春の宴「朝拝御規式」

首里城公園 新春の宴「朝拝御規式」

新年から、良いイベントを見られました。
今年も、頑張りたいですね。

首里城公園 新春の宴「朝拝御規式」の地図
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