Canon PowerShot G7Xで、前回は、下弦の月の撮影に挑戦しました。
今回は満月で、光条(クレーターから伸びる光の線)が目的です。
昨晩、近くの公園で満月(月齢14.2)の写真を撮って来ました。

結果、月の海の撮影は超簡単ですが、光条を写すのは難しかったです。汗
うっすらと光条が見えますが、綺麗に撮影するには、撮影条件と写真のトリミング方法の検討が必要そうです。
望遠端が100mm(35mm換算)なので難しいかもしないけど、まだ頑張れるはず。笑

下の写真の撮影条件は、絞りF5.6、シャッタースピード1/640、ISO250。
Photoshop Elements 10 で、クレーターなどを強調しています。

Canon PowerShot G7Xで満月の撮影に挑戦

せっかくなので、今回も月面の地図と比べながら、海やクレーターの名前を調べてみました。
光条以外は、コンデジで月の海などの主要な地形を簡単に写せるのは凄いですね。

月の地図

A:神酒の海(Mare Nectaris)
B:豊かの海(Mare Fecunditatis)
C:危機の海(Mare Crisium)
D:静かの海(Mare Tranquillitatis)
E:晴れの海(Mare Serenitatis)
F:蒸気の海(Mare Vaporum)
G:アルプス山脈(Montes Alpes)
H:アペニン山脈(Montes Apenninus)
I:雨の海(Mare Imbrium)
J:アリスタルコス(Aristarchus)
K:嵐の大洋(Oceanus Procellarum)
L:ケプラー(Kepler)
M:コペルニクス(Copernicus)
N:湿りの海(Mare Humorum)
O:知られた海(Mare Cognitum)
P:雲の海(Mare Nubium)
Q:ティコ(Tycho)

参考資料:
月の地形ウォッチングガイド』( 著、誠文堂新光社
月面ウォッチング』( 著、地人書館


G7Xは、月を撮影するには望遠側が少し足りないですが、星の撮影には十分に使えると思います。
下の写真は、宮古諸島にある下地島で撮影した「射手座と蠍座」です。
天の川も楽勝で写りました。

下地島の射手座と蠍座(Canon PowerShot G7X)

下地島の射手座と蠍座(Canon PowerShot G7X)

詳しくは、以下のブログを見てください。
下地島(下地島空港のタッチアンドゴー訓練&星空):南の島旅