那覇市首里汀良町で行われた、汀良町十五夜獅子舞を見に行ってきました。
先週の土曜日に開催される予定でしたが、雨のために今週に変更になりました。
獅子舞が現在も受け継がれているのは、沖縄県内で約150ヶ所で、沖縄本島内だけでも約100ヶ所です。
那覇市首里では、汀良町と末吉町の2つ。
首里汀良町の獅子舞は、沖縄県内で最も長い約500年の歴史があります。

獅子舞が始まるのは午後7時からなので、会場の汀良町自治ふれあい会館には6時半頃に到着。
舞台には、獅子舞が奉られていました。

首里汀良町十五夜獅子舞

去年と同じように、今回も6つの獅子舞の型が披露されました。
『大廻り(ウーマーイ)』、『向突出し(ムコーチチンジャシ)』、『足たたき(フィサタタチャー)』、『尾喰い(ジュークーイ)』、『三角跳び(サンカク)』、『毬喰い(マーイクーイ)』。
首里汀良町の凄い所は、6つの型全てにおいて、子ども(小学生から高校生)と大人の両方で行う点です。
それで、約500年も伝統が受け継がれるのかも。

首里汀良町の獅子舞の特徴は、静と動がキッチリしてる所なのかな。
いきなり動き出すので、少し怖かったです。
浦添市勢理客の獅子舞は三線と太鼓、銅鑼の音に合わせて行われましたが、首里汀良町の獅子舞は銅鑼だけです。
シンプルな分、昔ながらの歴史を感じますね。

首里汀良町十五夜獅子舞

首里汀良町十五夜獅子舞

首里汀良町十五夜獅子舞

首里汀良町十五夜獅子舞

下の動画は、獅子舞の型『三角跳び』。
三角を描くように飛び跳ねた後に、左右に横回転する演目です。


次の動画は、最後に行われた獅子舞の型『毬喰い』。
毬を激しく咥えたり、放り投げたりします。
演舞時間が最も長く、また細かい演技が要求されるので、青年会の会長が行うそうです。


沖縄では、各地に伝統が受け継がれていて羨ましいですね。

平成26年度 汀良町十五夜獅子舞の地図
地図をGoogleマップで表示